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The original guitar god
全くの予備知識なしにFour Tetのライヴを見に行き、久々に興味深いものを観たなぁという思いにふけりつつ、気になったので情報収集のためネット上をふらついていると、見つけてしまった。ちょうど数日前にオンエアーされたラジオ・ドキュメンタリー(BBC Radio2)。内容は英語なので半分も分からないが、それにしても何でまた、今、Davey Grahamなのか。
ちょうど先月(2005年7月)、やはりネット上をふらついていると、アップされたばかりの「The original guitar god」というタイトルの記事が目に付いた。「えっ?Davey Graham?今もう元気なの?ライヴやるの?マジでぇ〜。」と思わず大きな独り言。辞書を片手に記事を見てみても、私の頭ではどうして「今、また」彼が取り上げられているのかは分からずじまい。しかしながら、1960年代のギターヒーローの名前を2005年の今、日本のこんな地方都市で目にしていること、しかも、現役のミュージシャンとしての記事を目にしていることが、ちょっぴりうれしい。
ギターを手にしたことは無いし知識も全く無いので、彼が考案したというDADGADチューニングが何であるかも分からない。いろいろなギターリストに影響を与えたらしく、ポール・サイモン、クラプトンやジミーペイジの名前が出てくるくらいなので、どうやらやはりオリジナル・ギター・ゴッドと呼ばれるにふさわしい人物らしい。正直、今まで詳しくは知りませんでした、この人物のことは。ただアルバムを1枚持っているだけで。ずいぶん前に買った『The Guitar Player …plus』というインストゥルメンタルのアルバム。購入の理由は"3/4 A.D."という曲がボーナス・トラックとして収録されていたからというだけだったのに、アルバム全体を通して奏でられるすばらしく美しいギターの音色にすっかりハマってしまった。自作の曲だけでなく、トラディショナルな曲も収録されていて、誰の曲かは分からなくても聞いたことのあるものもあり、ジャズやフォークというジャンルで縛って欲しくない、そんなアルバム。Amazonのショップでは試聴もできるようなのでお試しを。ちなみにこの"3/4 A.D."、7インチ・レコードだと中古で300ドル近くの値がついていました。(数年前に75ポンドで買いましたが・・・。)今なら再発された『Folk, Blues and Beyond』に収録されています。
で、やはりDavey Grahamの代表曲は1962年発売の"Anji"(オリジナルの表記は"Angi")。ポール・サイモンが1965年にカバーしたことで有名になった曲で、ギターの練習曲としてもポピュラーな曲らしい。とは言っても、ポール・サイモンがカバーしていたということを知ったのは、Chumbawambaが『Readymades』というアルバムの"Jacob’s Ladder"という曲でサンプリングにこの"Anji"を使っていた(誰のヴァージョンかは分からないのだが)ことがキッカケだったりするのだが……。
モロッコ、スペイン、ギリシャ、インドも訪れ、さまざまな音楽を吸収し、いわゆるワールド・ミュージックの先駆け的存在でもあったようだが、商業的な大成功からは縁遠く、時代の影響もあってか、ドラッグの問題も抱えていたようで、表舞台から姿を消していた彼。64歳になった今、再び活動を再開させてくれたことで、これからの若い人たちにも影響を与え続けてくれる存在であって欲しい。オフィシャル・サイトも以前のものから見違えるほど立派になっていて驚いた。どうやら、本気のシーン復帰のようだ。それにしても、なんでまた今なんだろう、こんな風に取り上げられるの。
written by miyo
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2005
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