button高田渡様 お疲れさま、そして、ありがとう。

高田渡 19日からロシアに向かった渋さ知らズが行った17日のライヴ(渋谷クアトロ)の幕開けは、高田渡の名曲『自衛隊に入ろう』だった。当然ながら、これは、16日午前1時22分に釧路の病院で彼が亡くなったニュースを受けてのことだった。渋さが『自衛隊に入ろう』をカバーしていることもその理由だろうが、『ジャズと芝居をベースとしたアナーキーなバンド』という表層的な渋さのイメージの奥底で、あくまで自由人を貫き通した高田渡と本質的な部分で同じ土俵に立つ渋さが、先人であった高田渡を追悼したのだと考えている。

 ニュースの第一報は編集長がソウル・フラワー・ユニオンの中川氏らと立ち上げた非戦音楽人会議のMLで受け取った。確か、午前8時半ぐらいじゃなかったろうか。それから、ネットで情報を確認してMagのトップ・ページで速報。しばらくして、このところ休筆中の札幌のmagライター、ysmzからさらに詳しい情報を記したメールが入っていた。

(↓渋さがカバーしたヴァージョンのMAXI)

渋さ知らず  彼によると、高田渡がツアー中に倒れて病院に運ばれ、そのまま入院した後とのことで、死因は髄膜炎腫(ずいまくえんしゅ)らしい。(心不全説もあり)享年56歳。今月3日に釧路管内白糠町でコンサートを行った時のことだったそうです。関係者によると、その際、開演前に足下がふらつくなどの症状が見受けられたそうですが、本人は「大丈夫」とのことで、その夜、「生活の柄」など15曲を演奏。ライヴ終了後に倒れ、意識を失ったため、釧路市内の病院に運ばれましたが、意識が戻らないまま、亡くなったということのようです。

高田渡 歌い続けて、そのままこの世とおさらばしたという意味では、これもまた高田渡的で、どこかで本人は、そんなことどうでもいいと思っているんだろうが、とてつもなく偉大な宝を亡くしたという喪失感はぬぐえないし、時間が過ぎるにつれ、その気持ちが大きくなっている。本当は、日本のフォーク・シーンなんて半端なものじゃなくて、「普通の人たち(堅い言葉で言えば、一般大衆?)の音楽」という意味において、最も重要なミュージシャンでアーティストだったと筆者は考えるのだが、どこかでミュージシャンズ・ミュージシャンであり、同時に、「普通の人たちの音楽をやっている(だからこそな)のに」とてつもなく奥深い詩を書く詩人として、正当な評価を与えられていなかったように思える。筆者にとっては、国宝どころか、人間の宝だった。

 93年に宝島という雑誌で、ほぼ10年ぶりに『』というアルバムを発表した彼とインタヴューをしているのだが、この時「ウッディ・ガスリーにはうるさいですよ」と語られていたように、彼が最も影響を受けたのはアメリカの現代音楽史を語るときに欠かすことのできないこの巨人だった。彼がいなければディランもいなければ、ブルース・スプリングスティーンもいなかっただろう... というより、アメリカのみならず日本の音楽の歴史が全く違ったものになっただろう、そのウッディと同じような場所に高田渡がいる。それは、単純に日本のウッディ・ガスリーといった陳腐な意味ではなく、ありきたりの普通の人たちの場所にいながら、同時に、その人たちが抱える言葉や表情や仕草や日常の奥底が、実は、そのまま芸術であり、歌であり、文学であることを証明して見せてくれた「普通の人たちを心象を描くことができるとてつもないアーティスト」だった。

 ウッディと同じように、歌い出した当時、高田渡は彼のなかで咀嚼した「日常」をそのままどんどん歌にしていった。それは、後に、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットあたりにもカバーされることになる添田唖蝉坊(そえだあぜんぼう)といった辻演歌師の伝統を正当に継承したものであると同時に、50年代から60年代のカリプソからスカといった音楽にも通じる。というより、それこそが、当時から(そして、本来なら今でも、これからも)「歌」であり、「声」だったように思える。

高田渡 まだライヴ・ハウスなんて言葉もなく、フォーク喫茶でさえなかった時代、高田渡はいろんなところで歌っていたようだ。政治集会から、反戦集会... 「あんぐら音楽祭」なんてのがうろ覚えで頭に浮かぶんだが、この頃さかんに歌っていたのが逆説のパロディ「自衛隊に入ろう」。そして、「あきらめきれんとあきらめた」と歌われる「あきらめ節」など、歌われはじめてから40年近くが過ぎたというのに、今でも、「生きている」曲がわんさか収録されているのが『高田渡/五つの赤い風船』。シンプルにミュージシャンの名前が付けられただけのアルバムで、なぜかmagで大ヒットをしている作品だ。

 その後、『汽車が田舎を通るその時』という作品で、(本格的な)デビューをするんだが、いきなり「こんにちは」を語りかけながら、まるでラジオ番組にでも出て、お話ししながら(実際、相手がいるのよ)歌うといった、今じゃ、考えられないだろうって内容になっている。面白いのは、このアルバムでは作詞が全て高田渡となっていて、アメリカあたりのトラッド・ミュージックを借用して、まるで替え歌のように演奏しているのが多い。このあたりもウッディ・ガスリー的なんだが、それでも、「朝日の当たる家」を独特の解釈で仕上げてしまった「朝日桜」はどうなんだろう。ウッディも同じようなことをしていたんだろうか... 原曲とは全く違った発想で作ったこればとんでもない傑作だと思う。同時に、すでに「反戦」とか「政治的」といった陳腐な言葉を遙かに越えて、「詩人」高田渡の本領を発揮しているのに驚かされるのだ。

 このあと、キング・レコードのベルウッド・レーベルから発表したのが『ごあいさつ』。筆者が高田渡の魅力に完全にはまったのがこの作品で、このあたりから、とんでもなくすばらしい詩を歌にしてしまうという才能を見せつけてくれるようになる。高田渡を通じて、知ることになったのは、前述の添田唖蝉坊(そえだあぜんぼう)を筆頭に、金子光晴や草野心平、山之口貘といった素晴らしい詩人の数々で、実は、『汽車が田舎を通るその時』に収められた、彼自身による詩の数々も、そういった流れにある傑作だということを後に知ることになるのだ。加えて、この頃、彼は自費出版で詩集『個人的理由』を発表していたんだが、ここでは、言葉を見せることに始まって、その『聞き方』さえをも伝えてくれていたように思える。

高田渡 さらに、彼の詩の世界はそういった国内の詩人からジョルジュ・ブラッサンスといったシャンソンからアメリカの詩人、ラングストン・ヒューズなどへと広がっていく。そのあたりをまとめたのが01年に発表された『日本に来た外国詩…』というアルバムだ。

ごあいさつ』の後に、『系図』を発表。ここでは連続射殺魔として死刑囚となり、獄中で発表した数々の作品を通して文学者となった永山則夫の詩が起用されている。「あて名のない手紙を書こう」と始まる『手紙を書こう』と「目ない、足ない、おまえ、ミミズ」というユーモラスでありながら、どこかで人をバカにしたような、『ミミズのうた』が彼の書いた作品で、そういった言葉の裏側に、やるせなく、悲しく、それでも生きた、そして、処刑されてしまった永山則夫の抱えていた世界の裏側を垣間見たような気がしたものだ。そして、ここに続く『』というアルバムでなにやら三部作のような流れを作っているのだが、『高田渡BOX』という形で比較的簡単にこれが入手できるはずだ。

高田渡 言葉や詩のことばかりではなく、アメリカのルーツ音楽に対しての愛情も読みとれる。シバや友部正人、いとうたかお、若林純夫、山本コータローといった人物を飲み込んでいったジャグ・バンド、武蔵野タンポポ団なんかはその典型だろう。っても、今時の若い者がジャグ・バンドなんて知っているのかしら?金もない、楽器も買えない貧しい黒人たちが、洗濯板(こんなもの、もうないと思うけど)のがたがたの面をなでるように、パーカッションのようにして使ったり、でっかい瓶の口(ジャグ)を使ってチューバのような音を出して使ったり、あるいは、たらい(これも死語か?)の真ん中に穴をあけてひもを通し、その両端を棒につないで一方をたらいのエッジに引っかけて、その張りによってベースの音をだすという、まぁ、そんな楽器で構成されたバンドのことで、スプーンなんかもパーカッションとして使われたなぁ...

 と、そんな感じのバンドをやってみたり、その流れから、ニューオリンズ、そして、ディキシーランド・ジャズあたりのニュアンスを持つ音楽をやってみたり... 特に、『』で、録音された「私は私よ」や「私の青空」あたりが逸品で、酸いも甘いも噛み分けた高田渡の声が、その音にさらに大きな魅力を加えていたものだ。それが転じたものが数年先の『ヴァーボン・ストリート・ブルース』というアルバムなんだろうな...

 そして、そういった渡の魅力をきれいにまとめ上げていたのがアメリカで録音された『Fishin' On Sunday』。彼自身と中川イサト、細野晴臣をプロデューサーに、Van Dyke Parksなんておいしいところと録音しているんですが、自分の子供、漣のことを歌っているのがほのぼのとさせる。この時の子供がすでに幾枚かのアルバムを発表し、Magにもレポートされているというのが時間を感じさせるのだ。

 と、どこまで語っても、高田渡の魅力を充分に伝えることはできないのだが、正直言って、年齢を重ねるごとに、彼の魅力を感じるようになった... というか、今聞き直して、高田渡の偉大なところがどんどんしみてくるのだ。わずかな言葉の奥底から、その言葉の向こうにあるものをひしひしと感じる。ふるさとは遠くになりて想うのもの。そして、素晴らしい宝は失ってこそ、その価値を理解することができる。あのニュースが届いてまだ数日だというのに、高田渡がいなくなったこと、そして、彼のあの声で彼の歌がこういったアルバムの数々でしか聞くことができないこと、この時代を生きて、この時代のことを歌ってもらえないことが悲しくてたまらなくなってきた。さて、どうしたもんだろうか...

 なお、4月28日に小金井市公会堂で午後1時から、わずか1000円の参加費で高田渡を送る会がある。佐久間順平、佐藤博、シバ、中川イサト、中川五郎、いとうたかお、今井忍といったメンツが発起人となってる。なにはともあれ、出かけていってみようと思っている。誰がなにをいおうと、彼は自分の人生を変えたアーティストのひとり。見送りたいじゃないか。

written by hanasan

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タカダワタル的
*(公式サイトではなく、映画のサイトですが、ほぼそうなっています)

高田渡情報
(Wikipediaより)


The debut album :

高田渡

" 高田渡 / 五つの赤い風船"


The first album :

高田渡

" 汽車が田舎を通るその時"




book :

高田渡

" バーボン・ストリート・ブルース"

代表作 :

高田渡

" ごあいさつ"



タカダワタル的
日本に来た外国詩…
ベスト・ライヴ

ねこのねごと
Fishin' On Sunday
ヴァーボン・ストリート・ブルース
高田渡BOX』(『ごあいさつ』『系図』『石』をまとめたもの)

系図
武蔵野タンポポ団BOX
武蔵野タンポポ団の伝説
ごあいさつ
汽車が田舎を通るその時
高田渡 / 五つの赤い風船

compilation etc
1971年 全日本フォークジャンボリー
1970年 全日本フォークジャンボリー
'71全日本フォーク・ジャンボリー・ライヴ(1)〜中津川 椛ノ湖 人間開放72時間
URC シングルズ(1)
URC シングルズ(2)
〜友部正人プロデュースによるポエトリー・リーディング・アルバム〜no media 1
URCアンソロジーVol.1 URCの誕生
URCアンソロジーVol.3 URCの真実
ニューロックの夜明け番外編4 『 URC“発禁”ライブ・セレクション 』
うた・復権 はみだし歌番組
ベルウッド・シングルスII
ベスト・オブ・ベルウッド
第4回フォーク・キャンプ・コンサート
9th June 1988 (はちみつぱい)』他

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