buttonMAGスタッフの現実

 よくもまあこんなに奇人変人が集まったもんだ……いや、何がって、MAGスタッフの話ですよ。

 未だに勘違いされることがあるのだが、MAGスタッフはSMASHの社員で構成されているのではない。SMASHに各方面でサポートを受けていることは確かだが、誰も拘束や指令を受けてやっているわけではないのだ。ま、スタッフの中には実はモロに業界人ってのもいればカタギの人間もいるのだが、基本的にはフリーの人間の集合体だと思ってもらえばいいと思う。

 で、問題はそれぞれのキャラクター。「まともな奴がひとりもいない」と時々どこからかぼやきが聞こえてきて、それはあまりにも失礼な言い草ではないかとも思うんだけど、よくよく考えたら(残念ながらというべきか?)実際その通りなのだ。悲しいことに反論のしようがない。

 ちょっと思いつくがままに挙げてみよう。

例1:

 フジロックのためにフラッと会社をやめたとか、ライブを観るために何週間も海外を彷徨う奴なんてザラ。やっとちょっとはまともそうな人を捕まえて、持ってるCDの数とか聞いて見ると、「数千枚」とそれが平均値であるかのようにサラッと答えが返って来る。こういう連中ばかりとしょっちゅう顔を合わせていると、「俺って実は大して音楽が詳しいとか好きとかいうレベルじゃなかったのかなあ」と軽い自己嫌悪に陥ることがある。バカみたいな話ですが。別に人と較べることではないのは重々承知なんだけどねえ…

例2:

 飲んだくれ多数。しかも全般的に女性陣の方が強い。中には飲みっぷりが良すぎて本当に女なのかわからないような人もいてちょっと怖い。それにしても、なんだか最近では仕事場より酒の席でばかり会ってるような気がする。それもどうかと思うのだが。

 ちなみに、居酒屋では俺はすみっこで小っちゃくなってアイスクリームを突付いてます。飲めねえんだよ。これでも男だけどよ。ロックが好きだけどよ。

例3:

 バカが多い。転送されてきた添付ファイルがソフトがなくて開けないからといって、何の躊躇もなくアパートの隣りの住人にEXCELを借りにいったサムライがいた。お前さぁ、しょうゆ借りにいくわけじゃねーんだからよぉ。……といいつつ彼は「こいつ器がでかい」「大物になる」と密かに周囲から畏怖されているのだが。

例4:

 英語ペラペラとかデザインの知識があるとかも基本的に当たり前の世界。その割には、みんな能力にあった対価をどう考えても得ていないのだが、あんまり不満の声を聞くこともない。そのくせどいつもこいつも「金がない」っていつも言ってる。ボスまで言ってる(一番ひどい)。けど、言ってる割にはみんな深刻に悩んでる様子はない。なんつーか脳天気なんだよな全体的に。あ、いちおう誉めてるんですよ、念のため。

 今ぱっと思い浮かぶのはこんなもんかな? いや、まだまだエピソードには事欠かないんだが、そのほとんどがここで書けないことなのだ(どんな話や)。まあ、中にはいつの間にか姿を現さなくなっちゃった奴もいるが、その代わりみたいに気がつけば仲間に加わってた奴もいる。なんだか不思議な縁で集まっている。

 けど、人間とは適応能力に長けたもので、俺ももうさすがにこういう奴らとの対人関係にも慣れてきた。というか、周りが当たり前の連中ばかりじゃやっぱりそっちの方が面白くないと思う。ちょっとくらいぶっ壊れた人間の方がむしろ魅力的だし、そういう人と付き合っていたほうが人生なんて楽しくなるものなんじゃないかなあ。

 と、最後にフォローをあわてて入れておきます。



==>top page : JPN / ENG

buttonhanasan's column :

buttonMAGスタッフの現実 (04/11/02)

==>top page : JPN / ENG

check the albums?

search:
 
Amazon.co.jpアソシエイト
previous works by joe

button2004

button最終回(編集後記) : (3rd June)
button涙が円陣に落ちていく(そして、旅の終わり) : 10-FEET (3rd June @ SAPPRO Bessie Hall)
button男四匹ガキ大将 〜 怒髪天 : 怒髪天 (2nd June @ SAPPRO PENNY LANE)
buttonすすきのにヤマグチの歌心、染み入る : サンボマスター (28th May. @ Sapporo Colony)
buttonエンターテイナーの特権 : 10-FEET (1st Jun. @ Tomakomai Onakukan)
button変化と成長という旅を続けるバンド : HUSKING BEE (29th May. @ Tomakomai Onakukan)
button室蘭の堤防、決壊 ! ! : Hawaiian6 (27th May. @ Muroran Kaibutsu Land)
button胆振地方パンク活性化仕掛け人・FREE KICKカワギシ氏に訊く : (26th May)
button苫小牧にバンドが来る理由とは !? : Hawaiian6 (26th May. @ Tomakomai Ongakukan)
04feature/040525hawaiian6_joe1.html" target="main">札幌はやはりアツかった : Hawaiian6 (25th May. @ Sapporo Penny Lane)
button札幌のSKAシーンとは : 髭楽団 (23rd May. @ Sapporo Sound Crew Basement)
button旭川には何があるのか : The Johnny Boys (23rd May. @ Sapporo Sound Crew Basement)
button特集『道南パンク行脚』 - intro - : (25th May)
button日本発オリジナルSKA! : Doberman (9th May. @ Ebisu Garden Room)
button"magが果たし状を受けた !! : MURATRIX (7th May. @ Ikebukuro MANHOLE)
button"ケン違い"って……!? : Ken Yokoyama (28th Apr. @ Shibuya Quattro)
button4月11日、ハチ公前の祈り : 平和アピール集会 (11th Apr. @ 渋谷ハチ公前)
buttonブレイクするんじゃねえか!? の真相 : The Captains (27th Mar @ Akihabara Goodman)
button時間は止まったままだった : Rickie Lee Jones (26th Mar @ Shibuya Bunkamura Orchard Hall)
button人間と音楽の持つ可能性(ラジオスターとの再会) : Ani Difranco (8th Mar @ Shibuya 0-East)
button会場を包み込んだもの : Ben Harper & The Innocent Crimiinals (4th Mar @ Zepp Tokyo)
button衝撃、冷めやらず : Three Bullets and a Gun (17th Feb @ Shinjuku Doctor)
button博多からの刺客!! : Mellow Yellow (17th Feb @ Shinjuku Doctor)
button情念は届くだろうか : Ghost (17th Jan @ Ikebukuro Adm)


無断転載を禁じます。The copyright of the article belongs to Joe Takamatsu. They may not be reproduced in any form whatsoever.
==>Back To The Top Page : JPN / ENG.