Glastonbury Festival 2004 @ Pilton, UK (25th-27th June '04)
「radのGlastoで思ったこと」
part 3
今年も面白いことがたくさんあった。木曜日に会場に着いて、テントを建てていると、地鳴りのような歓声が聞こえてくる。何だ??イングランド代表のオーウェンのゴールに盛り上がる声だった。この日は代表のサッカーの試合があって、会場でも巨大なスクリーンを使って生放送していたのだ。広場に集まった人たちは、ひたすら酒を飲んだり、スクリーンに向かって選手を褒めたり、けなしたり。ぼくも仲間に入れてもらい、観戦。実際の試合のほうもなかなかの好ゲームだったし、このイングランド応援団のロクデナシたちと一緒に試合を見られるのが何より楽しい。PK戦までもつれこんだ試合は、結局、イングランドが負け。負けた腹いせに暴れ回るなんてこともなく、みんな静かにテントに帰っていった。ちょっとションボリしながら。
土曜日はあいにくの雨。なかなかテントを出る気もおきず、それならと会場を抜けだして、グラストンバリーの街を観光した。会場からバスで20分ほどで着くグラストンバリーの街は、小さな目ぬき通りがあるだけの、静かで小さな街だ。こんな小さな街にもレコード屋さんがあるのは、さすがイギリスといったところか。レコード屋で中古のレコードを物色してから、レストランであったかい食事にありつく。フェスティバルの賑やかさが嘘みたいに静かなこの街でくつろいでいると、またフェスを遊び回る気力も沸いてくる。
ポール・マッカートニーやミューズなど、ライブも確かに素晴らしかったけど、フェスを振り返って真っ先に思い出すのが、ここで出会ったひとたちのことだ。テントに帰る道の途中、いきなり話しかけてきた男の子に、「オアシスのライブは是か非か」の議論をいきなりふっかけられたこと。30年以上も前のグラストに来ていたというおじさんと、「フェスは自分にとって何か」なんて話をしたこと。お店の人との他愛もない会話も楽しい。
嬉しい再会もあった。バックステージのカフェ・テントで、雨宿りをしていたときのこと。空いている椅子に座ろうとすると「これはキープしているから座らないで」と業界人らしき連中に、何度もはねかえされてしまう。あんまりな席取りに頭にきつつも、疎外感を感じて少しへこんでいたときだった。ダッフルコートに身を包んだ、朴訥な兄ちゃんが目にとまる。ズートンズのデイビッドだ!会ったのは日本でインタビューした一度きりだけだったが、思いきって声をかけてみると、「よく来たね!」と覚えてくれている。このときのハグにはホントに救われた。デイビッド、めちゃくちゃいい奴。
ここがどんなところかを説明するのは、本当に難しい。確かに言えるのは、いつ来てもこのフェスティバルは本当に素晴らしいところだってこと。ロンドンで会うイギリス人とはまた違う、オープンで気さくなここの人たちが大好きだ。ステージに向かう途中にある林道が、あったかい焚火が、死ぬほどキレイな夕焼けも好きだ。またここに戻ってきたい。フェスが終わるたびに、いつもそう思う。いつかここに来て実際に体験して欲しい。グラストのことを人に話すたびに、そう思う。
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report by rad and photo by keco
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mag files :
radのGlastoで思ったこと (04/06/25-27 @ Pilton, UK) : review by rad, photo by keco
joeのGlastonburyあれやこれや (04/06/25-27 @ Pilton, UK) : review by joe, photo by keco
photo report (04/06/25-27 @ Pilton, UK) : photo by keco
渋さ知らズ in G7burt : photo report (02/06 @ Pilton, UK) : photo by hanasan
photo report (02/06 @ Pilton, UK) : photo by hanasan
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