buttonGlastonbury Festival 2004
@ Pilton, UK (25th-27th June '04)

「joeのGlastonburyあれやこれや」

part 3 : 環境篇〜決してイージーとはいえないよなあ...
Glastonbury Festival
 フジロックでさえも未だに「敷居が高い!」と言われることがある。そんな日本のロック・ファンがグラストンバリーの参加に中々踏ん切りがつかないのは、ひとつにはハードコア・キャンプを強いられるその環境にある。しかも今年は雨にも降られ、劣悪とまではいかないものの状況はかなりタフだった。設備も、ふだん慣れた日本風きめ細かいサービスなど望むべくも無く、せいぜい相当時間並ばねば浴びられないシャワーがあるだけ(ぼくは結局三日間使わなかった。その後ロンドンのホテルで体を流した時の気持ちよかった事!)。店の数や種類は「売ってないものなどない!」ってくらいたくさんあるんだけどなあ。

 それでも毎年女の子の参加もまるで絶えないようだから恐れ入る。事実、会場ではロンドンの街中のように女性はおろか子供の姿も普通にあちこちに見かける。あんな小さい子が三日もテント暮らしで、体力的には大丈夫なんだろうかとふと余計な心配をしたくなったりもする。楽しいとあんまり疲れないのはわかるんだけど、それでも終日雨が降ったりするとさすがにキツイと思うんだが…まあいらぬお世話なんでしょうね。

 ネガティブな材料ばかりが目立つが、いちおう以下にグラストンバリーの環境を並べ立ててみた。まあ、終わってみるとこういう全てを含めて「しんどかったけどあれはあれで楽しかったなあ」と思えるんだけどね。

Glastonbury ■テント・寝袋事情

グラストは基本的に敷地内でテントを張らないことには話にならない。ぼくはイギリス郊外の町で一人用の小さな安テントを買っていたのだが、それは途中知り合った日本人の女の子に貸してしまった。ということでMAGスタッフtoddyのテントに転がり込んだ。toddy今さらだけどサンクスです。しかし問題は夜になってからだ。ハンパじゃなく寒い! いっとくけど野宿なんて絶対ムリ。千円くらいの安寝袋じゃとてもじゃないが耐えられないレベルの冷気である。初日こそ体を海老のように曲げながらもなんとか一晩凌いだが、やっぱり寒さで何度も目が覚めた。翌日5ポンド(約1000円)くらいの毛布を買い込んできて寝袋に突っ込み、ついでに現地で配られている新聞(前日のライブその他が記事になってる)を断熱材にと服の間に詰め込んでやっと眠る。やれやれ、なんで俺こんなにしてまでライブ観にきてるのかなあ、と思いながら寝た記憶があります。

■雨と泥と長靴と

ロンドンにいる頃からhanasanやカメラマンのミッチ池田さんに「長靴がないとどうしようもないよ」とさんざん脅されていた。雨が一度降ったら最後、農場地グラストンバリーは泥の海と化す。ベテラン経験者の再三たる忠告にも関わらず長靴を持ってこなかったぼくは、結局二日目に雨が降ってからあわてて靴を売る出店に飛び込むハメになった。しかし盲点だったけど長靴で歩き回るのって相当体力を消費するんですね。足首を曲げられないから。まあいい経験になりました。あ、それと膝や腰まで埋まるほどのひどい泥だってのはさすがにウソです。いくらなんでもどこもかしこもそんな状態なわけがない。

Glastonbury ■トイレ(勇気をありがとう)

う〜ん、やっぱりこれについても触れないわけにはいかないか。ある意味グラスト名物だからなあ。よし、一言でいう。悲惨。以上。それでも男の子はマシなのよ。簡易小便器があるから。あるエリアをビニールシートで隠しただけ程度のものですが、それでも本トイレ使う回数が圧倒的に減るからね。とにかくグラストの便所を一度経験すると、日本のフェスなんてまるで天国ですよ。[余談];ぼくはライジングサン・フェスで携帯をトイレに落としてしまったんですが、グラストで度胸がついてたのでフツーに手を突っ込んで回収しました。そしたら奇跡的に、そこはまだ使用前の簡易トイレだったらしくほぼ無傷で携帯は生還!手を入れる勇気をくれたグラストのトイレに感謝 !!!

■えーと...

けっこうギリギリの話題なんですが、さすがにロックの本場だけあって、色々イリーガルな側面もあります。あんまり詳しく言えないんですが、まあお察しのように危ないモノを売ってる方々とかも全然珍しくないわけですよ。それで飛んじゃった連中があちこちにいるので、歩いてるとそういうのにけっこう話しかけられたりします。でも案の定ぼくの英語力がどうこうとかいう次元じゃなくてハナシがさっぱり通じない。えーと、わかりますよね?

Glastonbury Festival

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